次こそは3ポイントを!


【監督戦評】
ゲームの入りが良くなかったのに対して、
攻撃はなかなか良い形が作れていたため、
オッケーとしがちな前半の展開。


サッカーはシンプルにできればベストだが、
実際は超複雑系なスポーツである。
1つや2つのことを意識したぐらいでは
ピッチ内で解決できない問題がたくさんある。
そこは全選手が常に工夫してアンテナを張り、
そして「考えて」プレーをしていかなければいけない。


そしてそれは必ずできることであり、
意識が変わればすぐにでも変わること。


内容としては平日練習と前日練習で
意識していたビルドアップがなかなか形にならなかったのと、
アラートになっていない守備意識が悔やまれる。
攻撃陣も良い形は作っていたが、
最後の精度をもう一度意識して練習しなければいけない。
結果的にはネットを揺らせずハーフタイム・・・・・・。


スペースが空いてきた後半、裏への動きが欲しい時間帯。
そして迎えた後半の給水タイム後に
がんばって裏に抜け出した小川(3番)のところにボールが。


得意な形へ持っていけることに成功して、
ここで技ありのシュートが炸裂し、
今シーズン8回目の先制点を奪う。


ここでもう一段回ギアを上げて
とどめを刺せればベストだったが、
なかなかネットは揺らせなかった。
途中から出た岩本(10番)は積極的な守備と
攻撃で途中出場する選手の大事な要素を出してくれていた。


そして少しずつキープする時間も増えたが
不用意なミスが少し続くと最後の時間帯が嫌な雰囲気に。
その前も決定機を何度か作られていたが、
クロスバーやそんう(21番/康)の
ファインセーブに助けられていた。
しかし後半ロスタイムの攻撃は防げず
またもや追いつかれて2週連続の引き分け。


確かに後期は負けていないが、
勝ちたい一心でみんなプレーをしてくれている中、
結果が出なかったのは非常に残念。
だが終了のホイッスルは次の試合に向けての合図でもある。
そんな気持ちが選手達からも伝わってきた。

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