【今矢の目】 2014−15 CL アトレティコ・マドリード VS バイエル・レバークーゼン


【前半のアトレティコのプレス】
ピッチが小さいのかと思うぐらい激しかったアトレティコのプレス。
もちろん1試合目を負けているからなのだが、それにしても半端ない勢いとコミットメント。
後半に入ってはかなり落ちたが前半のプレスは見物だった。


【マンジュキッチに・・・】
スピードと推進力があればというシーンがいくつか。
もちろんそういう選手ではなく、ポストプレーヤーとして使われているのでしょうがないがアトレティコがオープンプレーから得点を増やすのであれば少し物足りない部分が。。。


【最初から交代しないつもり??】
ガビが交代で入るかもというシーンがあり、サイドラインまで来るも交代せず。
シメオネの相手の監督に対するメッセージか?FWを代えてMFを入れる。
先に相手に動かせる。まあ、これはわからないが最初からトーレスを使うつもりだったと思う。


【アトレティコのMF】
前半で交代したカニも得点に絡む素晴らしい落としがあり、後半から入ったガルシアも攻守に関わる良い動き。コケとスアレス中盤をコントロールしてアルダが変化をもたらす良い構成。
それに比べてレバークーゼンはバランスがイマイチで攻撃で変化が欲しかったベララビもヒョンミンも何回か魅せるシーンはあったものの機能せず。


【CBの活躍】
両チームともCBが安定した守りとリーダーシップで失点を許さない。
ミランダが前でボールを奪うという非常に良い守りをしていた。一度だけ危ないシーンがあったが。レバークーゼンも同じく真ん中はしっかりと跳ね返せる。


【狙われていたレバークーゼンのCBとSBの間の裏】
アトレティコは攻撃でCBとSBの裏を狙う傾向が。
そこまでは成功しているケースがあったが、やはりCBの安定感が目立ったのと中に入ってくるアトレティコの勢いもなかった。


【印象に残った選手】
アトレティコのアルダ。
ボールを持てる。変化を与えられる。ディフェンスも粘る。
技術も戦術面も備えており、アトレティコがこの先進むには欠かせない選手。
どちらにしろ、この試合に関してはPKだったものの妥当な結果かなと。


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