ルーカス・ニール Lucas Neill

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オーストラリア戦、長谷部選手のシュートが大久保選手に当たり、
ガッカリする大久保選手を豪代表キャプテン、ルーカス・ニールが
手を貸して、引き起こす。

先日ゲキサカという、無料の携帯サッカー情報サイトで、僕が取材された内容が記事として載っていました。
その、内容がこの写真の中でも表れていると思いましたので紹介させて頂きます。
引用:ゲキサカから

[W杯予選]ピム監督がオフトークで語った豪州の強み

 今夜19:20、日本代表は日産スタジアムで、アジア地区最大のライバル.オーストラリア(以下、豪州)とW杯アジア最終予選を戦う。
 ゲキサカでは、この試合に向けて「豪州をもっと知ろう!」という紹介記事をお伝えしてきましたが、今回が最終回。今回はゲキサカならではの企画をお届け致します。

[ピム監督がオフトークで語った豪州の強み]
 7日、オーストラリア代表のピム.ファーベーク監督(52)が横浜市内のホテルで記者会見を開いた。その日、ピム監督の通訳を務めた今矢直城氏(28)が、“オフトーク”で指揮官が語った「豪州の強み」を極秘に教えてくれた。

 まずは、今矢氏の紹介をしておきたい。親の仕事の関係で10歳のときに渡豪し、豪州で育った今矢氏は00年、19歳の時にキャンベラコスモス(ナショナルリーグ)と、豪州で日本人初のプロ選手として契約。03年にはスイス1部のヌーテシャル.ザマックスと契約。スイスリーグでも日本人第1号選手となり、UEFA杯にも出場。その後も、豪州やドイツでプロ選手として活躍し、現在は日本でサッカースクールを運営している。

 今矢氏によると、「ピム監督は会見の前後に『オーストラリア代表の魅力や強み』を話してくれた」という。ピム監督は、代表の魅力を「気取らない点」だと語った。「オーストラリア代表の選手はどの選手も気取らない。どの選手も欧州でたくさんお金をもらっているし、代表でも2チームくらい作れるほど有能な選手が揃っている。でも彼らがピッチを一歩離れると、ジーンズにシャツ、いたって普通の身なりで一般の人となんら変わらない。自分がスターだとはまず思ってないから、全く気取るところがない」。豪州には、「Best athlete is best person」という言葉がある。これは、「アスリートとして一流であっても、まずは人間として一流でなければ『真の一流』とは言えない」という意味の言葉である。今矢氏によると、「これは豪州の文化。幼い頃から『そういう人間になりなさい』と教育されてきた」のだという。こんなエピソードがある。今矢氏が13歳の時に所属していたマンリーというユースチームに、当時15歳だった現.豪州代表キャプテンのDFルーカス.ニール(30/英プレミア.ウェストハム)がいた。「彼のプレーやキャプテンシーは当時から群を抜くものがあったが、年下の僕にも気軽に話しかけてくれた。真摯な態度で接してくれて本当に溶け込みやすい人だった」と今矢氏。日本の部活によくある「縦社会」とは真逆、真にフレンドリーで、皆が皆に平等に接する面がある。ピム監督は、「そういう人間が多いから監督としてもやり甲斐があるし、楽」と話していたという。
 
 次にオーストラリア代表の「強み」。それは「責任感の強さ」、そして「信じられないくらいに強い精神力」だという。ピム監督は7日の会見で、「うちは日本よりもずっと準備期間が短いが、問題はない。06年W杯では、1-0から終盤に3点を入れてひっくり返したように、豪州が持つ精神的.身体的な強さを証明できた。それを水曜日にも出したい」。自信に満ちた表情でそう話していたが、今矢氏によると、指揮官は会見の舞台裏でその自信の秘密を明かしたという。「豪州はほとんど準備もせずに試合に臨むことになるが、大丈夫。彼らは戦術や方向性を言えば、パパっと自分たちで考えて、何とかしてしまう。試合中に戦術を変えても、上手くこなせる責任感の強さと判断力を持っている」とピム監督。
 以前、韓国代表を率いていた時には、そうはいかず、アジアの一国と豪州の差を感じたのだという。「韓国の選手たちはボスから何かを指示されると、まずそれをやらなければいけないと思うところがある。ゲーム中に戦術を変えると、韓国では5分間くらいパニックになることも多かった」のだという。今矢氏は、これについても「幼い頃からの教育の影響かもしれない」と教えてくれた。豪州では「何でも一つのことを自分の判断でやり遂げると認められる。勉強なんかよりも、コミュニケーションや最後までやり遂げる姿勢をすごく褒められる」と今矢氏。オーストラリア代表は、とっさにどう動くかを自分で判断してやってしまう。そして自分が何とかしてやろうという力、責任感が強い。世界で一番になりたいという気持ちが強く、たとえ一番にはなれなくても、そのために最善を尽くす。だから最後まで絶対に諦めない。「絶対に諦めない姿勢、そしてそれを支える精神力は信じられないくらい強い」。ピム監督は、その点を強調していたという。選手たちへの絶対的な信頼感が、会見での「私の仕事は、代表選手の中で誰が一番コンディションがよいか見極め、その上でベストな戦術を選択するだけ」という言葉に裏打ちされているのであろう。
 
 岡田ジャパンは今夜19:20、この相手と激突する。先に点をとっても、守り切ろうと考えたら一発食わされるかもしれない。結局、最後の最後は気持ちであり、精神力の戦いになる。スタジアムで観ていても、テレビで見ていても、そしてゲキサカのテキスト実況での観戦でも、ゾクゾクするような、オーストラリアン魂を凌ぐほどの大和魂を、是非とも見せてほしい。

(取材.文 山口雄人)

CommentBox

昨日はリアルタイムで観戦しました。
AUSの選手って本当にフレンドリーですね。
初めて一緒にプレーする仲間でも
すぐに握手を求めてくるし、どこで会っても
話しかけてくれるんですよね。
精神力の強さ!納得です。

投稿者 misia  : (2009年02月12日 19:16)

misiaさん、

こんにちは。
お、リアルタイムで観戦ですか。

確かに彼らはフレンドリーですね。

息子さんはトレーニング開始ですか?
試合はどちらを応援していたんでしょうね??

投稿者 nao  : (2009年02月13日 10:19)

私もオーストラリア人6人とテレビで観戦しました!!
本当に、オーストラリア人って気さくで気取らなくて好きです。
一流のサッカー選手でもそういう精神でやってるのは、ほんとにすごいなと思いました。

投稿者 ANNA  : (2009年02月20日 01:11)

ANNAちゃんへ、

うん、全員じゃないかもしれへんけど、確かに気さくな人は多いな!

オージーを気に入ってもらえて良かったです。

投稿者 Nao  : (2009年02月20日 11:16)