先日、板橋区の富士見台小学校で
体育の教師として行ってきました。

朝から小学校5年生、6年生の4クラスを給食まで行いました。

内容はもちろん英語×サッカー！！

体育が嫌いな子やサッカーが嫌いな子もいるので少し心配でしたが、
結構楽しんでくれたようです。

いつも通り、目と目を見ながらの握手でクラスを始めました。
最初からちゃんと出来たのは一人だけ。
その重要さを説明したあと、

プロサッカー選手になりたい子？
何人かが手を挙げる。
その世界への道は限りなく狭いと伝え…

ただ自分自身みたいに海外でプロサッカー選手になれたからそれが偉いのか？
それは違う。俺は単なるサッカー選手や。俺から言わしたら医者も単なる医者。

むしろ、今日皆さんのために給食のメニューを考えながら一生懸命作ってくれている人たちの方が
偉いと思います。　人のために動く。

どの道を行くにしてもその世界で一流を目指して下さい。
そして何よりも一流の人間を目指して下さい。
これは僕自身も常に目指しているゴールです。

そんな感じの、僕の発言と行動が伝わったのかどうかがわからないまま、4クラスが終わってしまい、給食の時間になりました。
まさに18年ぶりに食べる小学校の給食です。

小学生とはいっても、もう10歳以上です。
将来何になりたいか、決まらなくても良いからもっと考えるべき。

学校で習ってる事が本当に将来役に立つのか？？
スペシャルな分野じゃない限り、大学はお金まで払って4年間無駄にするだけの場所とも言われています。

体育の授業の中には骨折をして参加出来ず、外から見ている子がいました。
僕が今まで見てきた中で尊敬する選手はきっと彼に声をかけるだろうなと思い…

「こんにちは」　一応返事は返ってきたもの、声をかけてもかけなくてもあんまり変わらなかったのと、正直若干思っていました。

給食も終わり、校長室へ上がっていくと今日の体育のクラスの担任だった先生たちから、生徒さんが今矢さんに手紙を書きましたので読んでくださいとブックレットみたいなのを頂きました。

そこには、子供達の今日のクラスについての感想が書かれていました。

挨拶や、礼儀正しさや、人間性がサッカーやスポーツに関係ある事がみな驚きのようでした。
そして野球や、ピアノの習い事などでも今日学んだ事をいかし、人間性を大事に出来る大人になりたいという文がたくさんありました。
ああ、今日行ったのは無駄じゃなかったなと思い、早いクリスマスプレンゼントを貰った気分でした。

骨折をした子も、見学をしていて、すごく楽しそうで出来なかったのが悲しかったと書き、
でも僕がうれしかったことは、今矢さんに「こんにちは」と声をかけてもらったことです。

そういった文章を読むと感動しちゃいますね。
凄く貴重な体験でしたので感謝しています。

あと、多かったのがＴＩＰＳに関しての内容です。
TIPSに関してはまた書きます。

ではでは、
少し早いですが
Merry XMAS to all of you out there, who are fighting to make a difference for the better!!

今矢　直城

P.S.　秘かにこのエントリーは書くのが2回目…
昨日書いた後、‘保存‘と押した瞬間にエントリーが全部消えてしまった…